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by ydando
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科学をなめている「あるある大事典」捏造
 毎日新聞が28日朝刊トップに「『あるある』98年も捏造 『レタスで快眠』実験改ざん」を出しました。納豆ダイエットのケースでは血液採取しても測定をしなかった――などの捏造でしたが、今度は千葉科学大の長村洋一教授(健康食品学)に、マウスを使った実験を依頼、ジュース状にしたレタスを与えた群と同量の水を与えた群を比較したのですが、ほとんど変化が起きなかったそうです。それなのに実験途中でおとなしくしていたマウスの映像を使って「レタス汁を飲んだマウスは、眠ってしまった!」とテロップを流したとのこと。番組開始が96年10月ですから、初期から捏造を繰り返していたことが証明されました。

 「発掘!あるある大事典」のホームページは既に閉鎖されているが、米国にある「web.archive.org」に昨年5月くらいまで収録されています。インターネット時代、そう簡単に「過去を消せない」仕組みになった訳です。98年10月の「発掘!あるある大事典 第102回『快眠』」から始まって、「3. 眠りを誘う…究極の食材 ついに登場!」が問題のページです。文字化けする方はブラウザの「表示」→「エンコード」で「日本語(自動選択)」に設定してください。

 これを見るとネタ元は、イギリスの絵本『ピーターラビット』で「『レタスを食べ過ぎると催眠薬のように効く…』(プロプシーのこどもたち)とあり、お話の中のウサギたちは、そのせいで眠り込んでしまったという」。「うさぎ:レタスを食べて2時間後眠った」「犬:レタスジュースを飲んで1時間半後、トロンとした」「猿:レタスジュースを飲んで2時間後、眠ってしまった」がまず掲げられています。「眠りを誘う成分ラクッコピコリン」がレタス100グラムに20ミリグラム含まれているからだと説明されます。

 さらにマウスの実験です。「一方にはさまざまなレタスの汁、他方には水を与えたマウスで比較をしてみると、水を飲んだマウス以外は大人しくなり、30分以内に眠ってしまった」と実験事実に反した報告をし、「即効性があります。レタス100g~200gで静かな眠りにつける」(田島眞教授/実践女子大学)とのコメントが付いています。田島教授は毎日新聞に「一般論で話した。マウスで実験したとは知らなかった」と証言しています。

 ネット上を探索して「質問日記2」―「レタスのラコックピコリン???」に行き当たりました。筆者はテレビ番組関係者からたびたび質問、問い合わせを受ける、野菜関係の研究者のようです。「科学文献のデータベースにも『ラクッコピコリン』などという物質は出てきません。レタスには『lactucopicrin』(ラクチュコピクリン)と呼ばれる苦味成分が含まれますが、これを健康関連番組で書き間違えたのでしょう」「『ラクッコピコリンが100g中20mg含まれる』ように書かれています。普通の人がこれを読むと、レタスの『生』の葉100g(約1人前)に20mg含まれるように思います。実際は元の文献を調べると、乾燥した葉100g中の量で記載されています。実際に100gの葉を食べても、摂れるのは1mg程度ということになります」

 ネット上には、レタスに催眠効果があると無条件に書いているブログが多数あります。「ラクチュコピクリンの睡眠効果について、元になる文献を調べておりますがみつかりません。もし、本当にないのなら、科学的実証よりも先にマスコミの発したデマがインターネットで増幅されてあたかも真理のように流布していることになり、ゆゆしき事態であると思われます」と警鐘を鳴らしていらっしゃいます。

 私も前に脳内物質の連載を書いたことがあり、随分経ってからテレビ関係の会社から問い合わせを受けたことがあります。古いノートを引っ張り出すのは無理なので、「こういう風にすればJOISなど科学文献データベースから引き出せます」と、お教えしたのですが、相手はそうしたデータベースの存在すら知らないようでしたし、原著論文を読む力も無いとお見受けしました。今回のケースでもインターネット検索は使っても、科学文献データベースには当たることすら考えていない――それでいて絵本『ピーターラビット』をヒントにレタスの催眠効果を証明しようと企画――実験はしても不都合な結果は改ざん――一般論を語る研究者を見つけて権威付ける――では、科学をなめているとしか思えません。

 科学的にはどう考えるのが正解か、日本植物生理学会の「質問コーナー」で「質問:レタスの不眠症改善能について」に行き着きました。JSPPサイエンスアドバイザーの今関英雅氏が「18世紀末にアメリカの医師がレタスの乳液を乾燥させたものを阿片の代用物として処方しています。動物実験ではレタス乳液乾燥物に強い催眠作用をもつことも知られるようになりました」「今日では、レタス乳液やその薬効成分よりもレタスの煎じ汁を『睡眠障害』『不安症状』『小児の神経過敏症』などの療法として用いているようです」とまとめた上で、「『レタスをたくさん食べたら不眠症にも不安症状にも効果がありますよ』などと言うのは間違いだと思います。『ラクッコピクリン』の話を信じてその効果が出るほどレタスを食べるにはどの位のレタスを毎日食べる必要があるのか計算する気にもなりませんが、そんなことをしたらそれ以外の成分も同時に大量に摂取するわけですから何が起こるか予測できない危険なことです」と指摘されています。

 「レタスを200グラム食べたら眠れた」などのブログの記述は、信じることで効果を発揮する「偽薬効果」そのものでしょう。
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by ydando | 2007-01-28 17:53 | 科学技術
日銀の利上げ失敗と円安・虚構の好景気 [ブログ時評73]
 市場がほぼ確実視していた政策金利0.25%の利上げを、日銀が1月の政策決定会合で断念した。長期に異常なゼロ金利を続けてきた金融政策を正常化するために昨年7月まずゼロ金利を解除、第2段の追加利上げで0.5%を目指したが、政府・与党の反対もあって頓挫した。「日銀VS政府・与党」の構図で語られがちではあるが、本当に好景気なのか――そもそもの疑問が大きくなった。超小幅利上げに反対した側は景気の腰折れを心配している。おかしいではないか。安倍政権は「上げ潮路線」と称して、景気回復による税収増で財政再建は出来ると胸を張っていたのではなかったのか。

 次に掲げる四半期ごとの成長率の推移を冷静に眺めれば、ゼロ金利解除前後でトーンが変わったのではないかとの疑問がわこう。国際通貨基金(IMF)の専務理事も、政策決定会合に先だって「急ぐべきでない」と助言していた。

   【実質GDP成長率(年率)の推移】%
   2005年          2006年
   1Q  2Q  3Q  4Q  1Q  2Q  3Q  4Q
   3.4 3.2  2.8  2.1 2.7 1.1  0.8  ?
                ゼロ金利解除↑

 「福井総裁は何を考えているのか?」(未来から見た過去に生きる)は手厳しく批判する。「これだけ福井総裁が批判される理由は『天変地異でも起きない限り、1月に利上げというのが日銀からの昨年のメッセージだった』と取られても仕方のない発言を福井総裁がしていたからでしょう。日本経済の実情を見もしないで、ともかく『金利を上げること』がまず前提で総裁の仕事をするからこうなるのです」「昨年10―12月期の実質経済成長率が年率2%以上の比較的高い伸びとなるとの予測が出ていることは確かですが、この成長は元々石油で指数が上がったから出てきた数値ですから、他の指数は伸びていません。こんなことは民間の経営者でも知っていることですが、福井氏はそれも理解できないで日銀総裁をやっているのでしょうか?」

 もちろん政府・与党には低金利の恩恵が大きい。普通国債残高は540兆円を超えているから、1%の利上げは年間5兆円以上の利子増加に直結する。今年度の税収増など吹き飛ばしてしまう。「低金利の功罪」(気ままな生活)は低金利で得をする「住宅ローンを借りている人」「銀行融資を受けている企業」「国債を大量発行している政府」「為替取引で外貨を買っている人」「銀行」「輸出企業」を並べ上げて「得をする人と損をする人と比べてみると、どう考えても低金利で得をするものが多そうだし、この国では力を持っている」と観察している。

 「日銀利上げせず」(金小だより)は発想を変えろと促す。「ポイントはいくつもあるだろうが、指摘される点はまず『CPI』(消費者物価指数)だ。福井日銀総裁も利上げのタイミングの最重要参考値と発言している。原油価格の下落がCPI の上昇を抑えると同時に、このまま円安が続けばそれも効かなくなることから原油価格や為替もポイントだ。そして株価と長期金利。特に株価については底堅いうちに利上げをしとかないと、ほんとに利上げできなくなるんじゃないかな。そういう意味で逆に日銀のほうが、CPIが確実に上昇し利上げに支障がなくなるような政策をバシバシやって欲しいくらいの注文をつける」べきだとする。

 低金利政策に依存するだけで、自前ではほとんど有効な施策を打ち出せない政府こそ動かなければならないはずなのだ。今回の景気は期間さえ長いものの内需を掘り起こしての自律的な景気回復ではない。一部の大企業が海外で大きく利益を積み上げただけであり、消費者の懐にお金が回るどころか、勤労者の収入は微減の有様だ。既に決まっていたこととは言え、今年に入って所得税からの恒久減税分が廃止になり、確実に家計は縮んでしまう。

 昨年は各国で金利引き上げが進行し、日本だけが取り残された。米国の政策金利は5.25%、欧州は3.5%である。内外金利差を利用して国内で安く借り、海外に高金利で預ける動きが広がっている。このため海外通貨に対して大きく円安に振れている。

 「日銀の利上げ見送られましたね。」(Skyforブログ)は「今、日本の安い金利が災いして、すごい勢いで円安が進んでいます。日本で学生をしていればそんなに気にしなくてもいい事ですが、留学生にとっては深刻な問題です」と訴える。「例えば、私がイギリスに出発した9月15日の時点での為替相場は、1ポンド=222円。当時は、『うわー、最近レートが悪いなー』と嘆いていました。なぜならその2ヶ月前のレートが1ポンド=211円で、2ヶ月で11円上がってしまっていたからです」「今いくらだと思います、レート?1ポンド=239円ですよ!」「単純に計算しても、100万円の送金が3ヶ月遅れていたら、7万円損したことになってました」

 この記録的な欧州通貨高がソニーの次世代ゲーム機には救いなのだという。「欧州がソニー『PS3』を救う ユーロ、ポンドに対する円安が追い風」は日本や米国で売ると1台3万円の赤字になるPS3が、欧州では3000円程度の赤字で済むと報じている。EU諸国は域内貿易比率が大きいので通貨高もさほど苦痛でなく、むしろ基軸通貨としての自信を高めている。逆に円は投げ売りのような状態。こんな歪んだ状況から抜け出すシナリオを描くのは政府であって、決して日銀ではない。
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by ydando | 2007-01-21 16:35 | 政治・経済
『残業代ゼロ労働』と名付けられて失速
 政府は一定条件の会社員について、労働時間規制から外して残業代をなくす「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入の法案提出を見送る事になりました。この難しい術語を、世間で『残業代ゼロ労働』と言われるようになったのが敗因と、政府・与党関係者は嘆いているようです。「デメリットばかりではない。メリットもあったのに」だそうです。私にはカタカナ語で煙に巻くつもりに見えていました。

 では、いつのころからか『残業代ゼロ労働』が使われるようになったのか、調べることが出来ます。「technorati.jp」で「残業代ゼロ労働」を入力すると、「268件のブログ記事」が現れ、左側に発生頻度グラフが出ます。このグラフをクリックするとさらに90日以前まで表示されます。12月初めに数件が現れ、10日すぎに急増したことが分かります。何があったのでしょう。「Googleブログ検索」ならば日付を設定して探すことが出来るので、興味がある方は試みて下さい。

 ブログで過去を検証することが出来るようになりました。
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by ydando | 2007-01-19 14:46 | ジャーナリズム
WiiとPS3:ゲーム機因縁対決に評判の分析 [ブログ時評72]
 次世代ゲーム機として、昨年末に発売されたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)「プレイステーション3(PS3)」と任天堂「Wii(ウィー)」の優劣がはっきりしてきた。もうひとつの次世代機で1年先行した米マイクロソフト「Xbox360」は国内では劣勢が見えており、既にWiiとPS3に追い越され、WiiがPS3の2倍以上を売っている。年末商戦ではWiiが入荷―即完売を繰り返していたが、14日にブログを検索すると地方都市を中心に「売り場にWiiが置いてあるのを見た」といくつも報告され、ようやく落ち着いてきた。ブログでは長い歴史を引きずる因縁の対決に興味深い記事が書かれ、評判になっている。

 WiiとPS3のゲームソフトとゲーム機本体の売れ具合を見る便利なサイト「VG Chart.org」がある。独自入手の非公式情報も含めているそうなので、この点は注意したい。「Japanese Chart for Week Ending 07th January 2007」で新年第1週を見ると、ソフト3位に「Wii Sports」165,250本、4位に「Wii Play」137,250本とWii勢は早速、上位に食い込んでいるのに、PS3勢は45位「Resistance: Fall of Man」15,500本、47位「Mobile Suit Gundam: Target In Sight」14,500本と元気がない。本体もWiiが累計1,159,250台なのに、PS3は累計543,250台。Wiiに比べ高性能ながら値段が倍もするPS3は「売り場で山積みになっている」状況を映している。米国の状況も見ることが出来て、日本国内よりはPS3がやや善戦している。

 昨年12月15日付の「SCEと任天堂の『いつか来た道』」(FIFTH EDITION)が任天堂「ファミコン」から説き起こし、ゲーム機業界の覇者が入れ替わる様を長文ながら飽きさせずに読ませる。記憶違いなどは多数集まった読者の指摘で手直しされ、立派な「ゲーム機史概観」になっている。「スーパーファミコン」に至る任天堂の独占的な成功は「ソフトの高価格化と、互換性の無視」を招いて「スーファミ後期に至ると、日本中の小売などが、任天堂を敵視するようになります」。1994年にSCEが「プレイステーション(PS)」を発表し、「CD-ROMを採用し、ソフトの大容量、低価格、短納期などを実現し、ハードの低価格化を成功させました」。ゲームソフト会社が開発しやすい環境も整えて「小売とサードを味方につけていたのです」。ここに投入された最新機種、任天堂「nintendo64」は敗れ去ってしまう。

 ところが「ROMカセットをゲーム機から駆逐し、サードを優遇し、流通の簡素化に成功したSCEでしたが、天下を取った後は……任天堂化したのです。悪い意味で」。それでもSCE側は「プレイステーション2(PS2)」までは勝ち続けたが、携帯ゲーム機「PSP」で攻勢を掛けると、新経営陣になった任天堂は「ゲーム人口の拡大」を掲げた「DS」を開発して切り返し、PSPが売れていた北米市場まで席巻する。今回の次世代機戦争については「市場を支配すると同時に腐って、どうしようもないほど腐って、PS3という問題児を作ってしまいました」とし、「サードが参入しにくい、ありとあらゆる条件」「プログラミングの複雑さ」「開発費の高騰」「本体価格の高さ」などの欠陥を指摘する。

 「成功は振り返って語るもの - 『PS3が圧勝した世界』という思考実験」(デジモノに埋もれる日々)は現状と逆の状態をフィクションする手法で、起きたことの意味を浮かび上がらせた。ブルーレイディスクも再生する高画質ハイビジョン、ゲーム以外にも何でも出来る高性能、家族で集うなんてあり得なくなり「1人1台」の家庭環境……と挙げていくと、Wiiの成功はその裏側を走っている事実に気付く。年末年始に家族そろってテニスや野球などWiiスポーツに興じている姿は最たる例だ。次世代ゲーム機を企画する数年前には「PS3圧勝」の方が常識だった。「Wiiの成功は、製品企画設計段階からの『再び大衆にゲームを!』という信念が成就した」。強力なPS2の成功を前にして「『数年前のあなた』、つまり現在のWiiの成功もDSLiteの成功も知らないあなたは、上記のような 『奇をてらった商品の惨敗ストーリー』を想像することなしに巨額の投資をWiiの企画にベットすることが、本当に出来たでしょうか?」と問いかける。

 これまでのゲーム機戦争と違っている点がある。まだゲーム機を買っていない人であっても、かなりの程度、実際に近いゲーム映像が見られるようになった。動画共有サイト「YouTube」の登場やブロードバンド環境の広がりが大きい。YouTubeで「Wii」「PS3」を検索すればゲーム映像が手に入る。PS3で「放送」されている人気番組「トロステーション」も日本語キーワードのままで出てくるから試して欲しい。PS3のハイビジョン映像はYouTubeでは無理と思っていたら、1月末に発売されるゲーム、RPG「ENCHANT ARM」にハイビジョン画質の予告編が用意された。パソコンにかなりの性能が要求されるものの、オリジナルの横1280ドット幅に広げて鑑賞すると、この高精細さは刺激的だ。YouTubeには、もちろんXbox360などの映像も投稿されている。冒頭のVG Chart.orgなどを参考にゲーム名をキーワードにして探すと良いだろう。米国でもブレークしているDSの「Nintendogs」などの映像を見ると、撮影した使い手のことまで想像してしまう。
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by ydando | 2007-01-14 20:20 | 文化スポーツ
毎日新聞がオーマイニュースと同じでは
 元旦1面から打ち出した「ネット君臨」を読んで「筋の悪さ」に驚き、呆れてしまいました。前年の労働「新底辺」モノとは大違いです。冒頭で取り上げられた「死ぬ死ぬ詐欺」は「被害者」からの聞き取りだけで検証の姿勢がありません。毎日新聞がオーマイニュースと同じ、思いこみレベルの記事を書いていることになります。プロが取材班まで作って、朝刊1面から3面まで潰して展開するのですから、有無を言わせぬ「事実」で構成して欲しかったと思います。

 「死ぬ死ぬ詐欺」の件については、2ちゃんねらーが掲示板で騒いでいますが、そこまで見に行かなくても上のリンク「まいまいクラブ」のページにはコメント欄があり、反論が山のように来ています。取材された「がんだるふ」氏名の抗議もあります。取材班側から本格的な反論・回答はまだのようです。

 思い出せば、毎日新聞がオーマイニュース開設直前に「嫌韓流」で攻撃されているという趣旨の記事を書いた際にも、私には違和感がありました。いきなり取材に来るとそう見えるのかも知れませんが、冷静にウオッチしている側から見れば、読者の問いかけに答えようともしない編集部の「傲慢さ」が大きな原因になっていたのです。認識のずれは大きいままです。

 ブログでも色々な声が出ていますが、毎日新聞へ好意的なものは少な目に見えます。例えば、いつも穏当な議論をしている「あざらしサラダ」さんが「▼ネット君臨ねえ」で「記事の大部分はありきたりな2ch批判の枠内に留まっており、インタビューで答えていた『がんだるふ』氏や『ひろゆき』氏とは考えが異なる私が読んでも、自分たちがこれまで握ってきた情報コントロールが失われつつあるマスコミの危機感しか伝わってこなかった」と指摘しているのは当然でしょう。

【関連】大型市民記者メディアは無理と決した [ブログ時評65]
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by ydando | 2007-01-02 17:11 | ジャーナリズム