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「原発震災認定」の判決対策に新耐震指針固まる?!
原発震災の可能性を裁判所が認めた [ブログ時評52]関連

 4月17日の日経新聞は、原子力安全委員会が原発の新しい耐震設計審査指針(耐震指針)を固めたと伝えた。最も注目の骨子は、活断層が近くに見つかっていない原発は直下型地震の最大マグニチュードを一律「6.5」としてきた想定を廃止、建物がどれくらい揺れるかは個々に見直して厳格化する点。耐震補強工事をする原発も出ると予想される。参加している専門家のコメントとして「判決で指摘の問題点ほぼ解決」とあり、金沢地裁判決シフトが歴然としている。

 しかし、想定する揺れの大きさが450ガル程度の可能性が高いとされ、現行指針と諸条件を変えないならマグニチュード「6.8-6.9」相当というのでは、あまりに露骨な法廷対策ではないか。金沢地裁判決は、原発近くにある邑知潟断層帯が一体で動けばマグニチュード7.6程度の地震が起きる可能性ありと認定して出されている。その根拠は国の地震調査委員会による評価である。新指針の考え方は、地震調査委は防災の観点から地震を大きめに見ているから見直せばそれほどでもないと、法廷での論争をしのげれば良いとのスタンスだ。耐震指針見直しを始めて5年、専門家の意見がなかなかまとまらなかったのに、運転差し止め判決ひとつ出たら1ヶ月も経たずに、かつかつクリアーしそうなところで間に合わせるとは、集まっている専門家に科学技術者の良心があるのか疑わしい。
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by ydando | 2006-04-18 00:05 | 資源・環境・災害
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