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by ydando
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ブログの自律的な情報組織化が欲しい
 あざらしサラダさんから「☆ブログはすでに新聞を『補完』しているのではないだろうか」という問いかけをいただいています。私の「ブログの現状はそれほど素晴らしいか」との疑問提起に答えたものです。あざらしサラダさんの「特定の分野に限っていえば、新聞記事以上に深い知識と考察を披露しているブログは数多く存在していると思います」「そして、このようなブログを閲覧することにより、日頃不満に感じている新聞記事を補完している自分に気づくのです」という認識は私も含めて、多くのブロガーに共通でしょう。

 では、私が何を問題としているのか。実は当該のブログを知っている人にしか、その手は使えない。仮に広範囲なブログを知っている方でも、突然、気にしたこともないテーマについて関心を持ったとき、どこに行けば良いのか分からないのが現状です。ブログに慣れた方は「ブロゴスフィア」(ブログ圏)という概念を持ちだして、ブロゴスフィア総体はメディアを上回っているといった表現を取られがちです。それはインターネットに含まれる情報の総体は、マスメディアの情報を上回るといった命題とあまり変わりません。一般の方が少しの努力でたどり着ける手段が用意されない情報は、有用ではない――この単純な事実を、表現を変えて言っているだけなのに、そのたびに過激に反発する方が出ていましたが、ようやく話がしやすい雰囲気になってきました。

 また、毎日新聞の方が、ブログでは無理だ、ジャーナリズムにしか担えない部分があるとの発言をされているのに、大西宏さんの「マスコミの現状はそれほど素晴らしいか」は引きずられているように感じます。BSEについてメディアの側も検証すれば、「落第」の続出になります。各社の社説ですら残念ながら危うい。私はマスメディアとブログの比較をしているのではないのです。次に進むにはどうしたらよいのか考えようと言っているのです。質を高めることもしなけれなりません。さらにブログが、あざらしサラダさんが思っているような存在になるには、現状では足りない。自律的な情報組織化のようなことが起きないといけないと、私は考えています。

 ネットの世界にはモデルがあります。個人ニュースサイトにもっと勢いがあった頃、各サイトのしていることを鑑定し、批評して、自律的に情報提供の質を高める動きが確かに存在していました。第128回「ニュースサイトが生む津波アクセス」とその続編に詳しく描いています。終わり近くに期待を込めて「いま対象にしている分野以上に視野が広がり、きちんと目利きするニュースサイトが現れ、そこからリンクが増殖するところまで発展していくのだろうか」と書いています。

 100万件に達しているブログの世界にも、目利きサイトや問題別「ハブ」、問題別センターのような存在が多数現れて欲しい。既に萌芽的な存在も散見されるようにはなっています。オリジナルは書けないけれど、色々と集めてくれているサイトのことです。問題別、話題別に「こいつは引き受けた」とボランティアになってくれる方がどんどん出てくださると面白いと思います。Googleに引っかかってくる前、報道があって丸1日以内に、そこに行けばお薦めブログが分かるような場所のリストが出来て初めて、「補完」、いや「並立」の時代が始まるのです。

 ところで、私がしていることもブログ情報の組織化のひとつでしょう。目的達成が見えてくるころまで、しばらくは続けるつもりですが・・・。
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by ydando | 2005-03-29 19:30 | ネット
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