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by ydando
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ネット右翼的な思考回路は限界~若隠居さんへのお答え
 結論の部分からご返事しましょう。「ブログ時評におけるネット右翼論に疑問を呈する 」の最後にあるように「スポーツナショナリズム・ネット右翼なんてレッテル張り」をしているのではありません。日本という共同体の一員として、他の共同体と向き合い、日本国家を意識する場面で生まれている思考の回路では、現在の日本社会が直面している本当の課題には到達し得ないのです。右翼的言辞について「素直な心でやっていることを、そのままに受け止め」「建設的な議論をする」のが、財政構造改革、教育問題、年金問題などを考える糸口になるのですか。

 ネットの議論は現状でもマスメディアの水準を凌駕していると豪語する方が多数います。本当でしょうか。そういう質の議論があることは事実ですが、広く一般市民が容易に接することが出来なければ存在しないのと同じです。「十個は秀でたものが混じっています」と千個の文書を渡されて読む人がいるでしょうか。私が97年から続けている「インターネットで読み解く!」は、ネット上の知のピークを広く利用可能にする仕事だとも言えます。ちょうどgooやinfoseekが立ち上がった瞬間から検索エンジンを利用してきました。リンクの相互分析を使い、この数年で熟成してきた検索結果が、ブログの隆盛で雑音だらけになりつつあります。

 すべてが「ネット右翼」と目される議論のせいではありませんが、金太郎飴を切ったような議論をいつまでも続けるのは止めにして、日本社会が直面している現実と関わる議論に移りましょう――というのが私が最も言いたかったことです。社会のありようとこれほど乖離しているのは相当に変です。ネット検索を使う市民が増えている現在、その成果は伝わるはずです。マスメディアに影響するようには直ぐにはならないでしょうが、そのポテンシャルは十分あります。メディアは本当に手詰まり状況なのです。

 最後に、小倉さんの呼びかけに、どなたか応えられたとか。社会学系の研究者を脅してブログを閉鎖に追い込んだ例を知っているので、右翼という自覚を持つ人も混じっているのでしょう。「自分は真ん中」という意識が「ネット右翼」を支配していることが私の論点ですから、どなたか一人の応募に影響されるものではありません。
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by ydando | 2005-03-08 00:09 | ネット
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