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by ydando
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「一太郎」製造販売禁止判決報道のずさん
 ジャストシステムのワープロソフト「一太郎」などが松下電器の特許を侵害したとして、東京地裁は製造販売禁止の判決を出した。残念なことに、先日の青色LED訴訟和解を巡る報道と同様に、多くのメディア報道は欠陥品と言わざるを得ない。一太郎ユーザーの多さから大きな扱いになっているだけに余計に杜撰さが目立っている。

 全国紙の紙面を見ただけではどれも問題点が理解不能だ。唯一、日経新聞だけが、昨年、同じような訴訟が同社の家計簿ソフトで争われ、同地裁の同じ裁判官がジャストシステム勝訴の判決を出している事情を詳しく解説し、問題のボタンがアイコンであるかどうかがポイントと教えてくれる。それでもかなり判りにくく、ITmediaの「ジャスト「一太郎」の販売中止を命じる 松下アイコン訴訟で判決」と併せ読んで理解できた。

 他紙の紙面やNHKニュースなどから知る限りでは、ジャストシステム側が判決に不満を持つ理由が全く理解できない。インターネットで流れているヘッドライン部分だけでなく、解説に当たる部分を読んでも駄目なのだから重症である。記者の専門知識不足というより、書き手が自分の頭で理解する気がないようにすら見える。細切れ記事の日常的書きすぎが原因だろうか。

 この貧しい状況でメディア報道だけしか見ていないと、某MLで科学ジャーナリストを名乗る方まで青色LED訴訟の地裁判決と控訴審和解内容が整合しないと論じてしまう結果になる。このブログの読者は「青色LED和解で理系冷遇は変わるか [ブログ時評07]」でもう理解済みのはずだが・・・。
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by ydando | 2005-02-02 16:34 | 科学技術
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